日本人の主な死亡原因の割合とその死亡率の推移をまとめました。死亡率は減ってきているのでしょうか?
日本人の主な死亡原因
下の図は、日本人の主な死亡原因とその割合です。
死亡原因の1位は、悪性新生物つまり悪性の癌で約30%です。
次いで心疾患で15%、肺炎10%、脳血管疾患(9%)です。
以上の4つの疾患だけで、63%にもなります。
以外に多いと感じたのは自殺で、全体の2%、事故と同じくらいの死亡率という結果です。
多い順に以下のようになっています。
1位 悪性新生物:いわゆる癌で29%。 亡くなった人の3.4人に一人がこの病気です。
2位 心疾患 :狭心症や心筋梗塞 等で15%。 亡くなった人の6.6人に一人がこの病気です。
3位 肺炎 :肺炎は10%。 特に老人では誤飲性の肺炎による死亡が多いようです。
4位 脳血管疾患:脳卒中や脳梗塞がよく知られています。死因の9%です。
5位 老衰 :老衰で亡くなる人が、6%しかいないのはショックですね。
6位 不慮の事故:事故は全体の3%です。
7位 自殺 :自殺も多く、2%を占めています。 若い方や男性が多いようです。
主な死亡原因とその死亡率の推移
下の図は、主な死亡原因の死亡率の推移を表したグラフです。
死亡率 人口10万対 とは、10万人当りで死亡した人数です。
悪性新生物つまり癌の死亡率の増加が目立ちます。 次いで、心疾患、肺炎も増加しています。
癌・心疾患・肺炎 の死亡率を改善することが特に必要とされます。
その他の病気では、ほぼ横ばいです。
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