年齢別の死亡原因は、男女で異なります。その特徴をまとめました。
主な死亡原因の比較
下の図は、主な死亡原因の割合を男女で比較したグラフです。
青は男性、ピンクは女性の結果です。
男性は、悪性新生物(癌)、肺炎、不慮の事故、自殺 がが多く
女性は、心疾患、脳血管疾患 の血管性の病気がが多いようです。
男性、女性は特にこれらの病気に特に注意して生活し、早めに病院に行った方がよいでしょう。
男性の場合
下の図は、男性の年齢別の死亡原因の割合を表しています。
10代の死亡原因のトップは不慮の事故で次いで自殺です。
20代では、自殺がトップになり40代前半まで死亡原因のトップです。
自殺の割合がこれほど多いとは、非常に悲しい結果でありショックです。
30代から、いわゆる病気の割合が増えています。
悪性新生物(癌)は40代後半から80代後半まで死因のトップで、60代後半にピークになっています。
心疾患、肺炎は高齢になるにつれて多くなっています。
肺炎は60代から急激に増え始め、老人の死亡原因の1,2位ですので注意が必要です。
80代以上では、悪性新生物(癌)、心疾患、肺炎に特に注意が必要です。
脳血管疾患は、年齢を通じて一定の割合といえます。
女性の場合
下の図は、女性の年齢別の死亡原因の割合を表しています。
10代の死亡原因のトップは自殺、次いで不慮の事故です。
自殺は10代から30代前半まで死因のトップになりです。
男性もそうでしたが、自殺の割合がこれほど多いのは非常に悲しい結果ですね。
女性の場合も30代から、いわゆる病気の割合が増えています。
悪性新生物(癌)は30代後半から80代前半まで死因のトップで、50代後半でピークになっています。
心疾患、肺炎は高齢になるにつれて多くなっており、男性と同じです。
女性の場合は、心疾患が60代から急激に増え始め、老後の死亡原因の1,2位ですので注意が必要です。
80代以上では、心疾患、悪性新生物(癌)、肺炎に特に注意が必要です。
脳血管疾患は、高齢でわずかに増えますが、年齢を通じてほぼ一定の割合です。
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